レスリング女子・藤波 公式戦105連勝で3連覇王手 ブランク感じさせない強さ発揮

[ 2022年12月25日 04:20 ]

レスリング全日本選手権第3日 女子53キロ級 ( 2022年12月24日    東京・駒沢体育館 )

女子53キロ級準々決勝、相手を攻める藤波(撮影・木村 揚輔)
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 女子53キロ級の藤波朱理(日体大)が、公式戦105連勝で3連覇に王手をかけた。初戦の準々決勝、続く準決勝とテクニカルフォール勝ち。特に準決勝はわずか28秒で相手を“瞬殺”し、「4カ月ぶりの試合で感覚がつかめた。明日(の決勝)につながる」とさらりと語った。

 2連覇が懸かっていた9月の世界選手権は左足リスフランじん帯損傷のために欠場し、その後のU―23世界選手権も回避。「1カ月もレスリングを離れたのは初めて」と話したが、ブランクを感じさせない強さを発揮した。五輪女王の志土地が想定された決勝の相手は元世界女王の奥野になったが、「誰が上がってきてもやることは一緒。自分のレスリングをして勝つ」と勝負師の顔で言い切った。

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