埼玉が逆転で開幕2連勝　途中出場のSH小山「チームにエナジーを与えられればと思った」

ラグビーリーグワン第2節   静岡14―15埼玉 （ 2022年12月25日    静岡・ヤマハスタジアム ）

＜静岡・埼玉＞逆転での2連勝を喜ぶ埼玉フィフティーン
Photo By スポニチ

　埼玉が逆転で開幕2連勝とした。8―14から自陣ゴール前での静岡ボールラインアウトのボールを奪取。直後にシンビンで1人少なくなった相手を攻め、途中出場のSH小山大輝（28）が後半39分にラックサイドを突いて右中間にトライを決め、小山と同じく後半26分から出場のSO山沢拓也（28）のゴールで再び逆転した。

　「途中出場の自分たちがチームにエナジーを与えられればと思っていました」と小山。前半3分、CTBディラン・ライリー（25）が先制トライを挙げたかに見えたが、直前にノックオンがあり取り消し。ラインアウトでボールを失う場面もあり、フッカー坂手淳史主将（28）は「ミスや反則など自分たちで首をしめる展開になってしまいました」と猛省も、選手層の厚さや持ち前の勝負強さを発揮しての勝利にホッとした表情を見せた。

　優勝した昨季は序盤2戦がコロナ禍で不戦敗となっており、ロビー・ディーンズヘッドコーチ（63）は「勝って今年を締めくくることができて良かったです。チームは良くなってきています」と笑みを見せた。