五輪女王2人が敗れる波乱 53キロ級志土地、62キロ級川井

[ 2022年12月25日 04:20 ]

レスリング全日本選手権第3日 ( 2022年12月24日    東京・駒沢体育館 )

女子62キロ級準決勝、試合で負傷し車いすで退場する川井(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 女子53キロ級の志土地真優(ジェイテクト)、同62キロ級の川井友香子(サントリービバレッジソリューション)と2人の東京五輪女王が準決勝で敗れる波乱があった。今年の世界選手権は55キロ級で優勝した志土地は、17、18年世界女王の奥野春菜(自衛隊)の厳しい組み手に手を焼き1―3で敗戦。川井は10月に発症した腰痛が再発して2―9と惨敗し、車いすで会場を後にした。53キロ級は藤波、62キロ級は尾崎野乃香(慶大)と若手も台頭しており、2人の女王は厳しい状況に立たされた。

続きを表示

2022年12月25日のニュース