レスリング・乙黒拓斗　金獲得の東京五輪以来の復帰戦　貫録の決勝進出

レスリング全日本選手権第3日　男子フリースタイル65キロ級 （ 2022年12月24日    東京・駒沢体育館 ）

男子フリースタイル65キロ級準々決勝、相手を攻める乙黒（上）（撮影・木村　揚輔）
Photo By スポニチ

　男子フリースタイル65キロ級で東京五輪金メダリストの乙黒拓斗（自衛隊）が五輪以来1年4カ月ぶりの実戦復帰を果たし、25日の決勝進出を決めた。初戦は「手堅く行き過ぎた」と反省もテクニカルフォール勝ち。続く準決勝もあっさり勝負を決め、「まずまずいい動きだった」とさらりと語った。

　長期ブランクはこれまでも経験があり、「練習が毎日できるので、総合的な力が付いた」とプラス思考。決勝に向けても「強気でいく」と王者の貫禄たっぷりだった。