五輪メダリストの乙黒拓斗、文田健一郎が優勝 24年パリ五輪へ前進

[ 2022年12月25日 15:22 ]

レスリング全日本選手権最終日 ( 2022年12月25日    東京・駒沢体育館 )

<レスリング全日本選手権 最終目日>男子フリースタイル65キロ級決勝、相手を攻める乙黒(撮影・木村 揚輔)
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 男子フリースタイル65キロ級決勝で、東京五輪金メダリストで五輪以来の実戦となった乙黒拓斗(自衛隊)が安楽龍馬(nobitel)を4―0で破り、3年ぶり3度目の優勝を飾った。

 また男子グレコローマンスタイル60キロ級では、東京五輪銀メダリストの文田健一郎(ミキハウス)が河名真偉斗(自衛隊)を6―0で破り、2年ぶり4度目の優勝を飾った。

 今大会には男子の東京五輪メダリスト3人が出場。グレコローマンスタイル77キロ級で五輪銅メダルの屋比久翔平(ALSOK)は5位でメダルに届かなかったが、乙黒拓、文田の2人は五輪メダリストの貫禄を示した。

 今大会の優勝者は来年6月の明治杯全日本選抜選手権も制すと、同年の世界選手権代表に内定。同大会でメダルを獲得すれば、24年パリ五輪代表に内定する。

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