三浦佳生、フリー巻き返しは「ホゲータ」のおかげ「優真が“これ持っていたら大丈夫”と」

[ 2022年12月25日 19:27 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2022年12月25日    東和薬品ラクタブドーム )

男子フリーで演技する三浦佳生(撮影・長久保 豊)
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 男子フリーが行われ、SP13位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は171・43点をマークし、合計242・55点とした。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半)と続く4回転トーループで回転が乱れる。苦しい序盤となったが、ここから切り替えてばん回。4回転サルコーを降りて後半の3つの連続ジャンプも着氷し、演技後は両手でガッツポーズした。

 「内容としては課題も多いけど、後半にリカバリーすることができてガッツポーズが出た。SPで落ちるところまで落ちて、この2日間は苦しかったけど、たくさんの方が励ましてくれた」

 前日にはジュニア時代から仲のいい佐藤駿(明大)と鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)の3人で大阪城を散策。ポケットモンスターのホゲータのぬいぐるみを買おうとなったが、三浦は財布を持っていなかったため、鍵山に買ってもらった。その際、鍵山から「これ持っていたら大丈夫だから」と声をかけられた。

 「駿は“お前なら大丈夫だよ”と言ってくれた。たくさんの方や、駿や優真が励ましてくれた。みんなの力で立て直すことができたので感謝したい」

 今年はGPファイナルに出場し、全日本はフリーで巻き返した。1年を振り返ると「最終的に良かったので“ブラボー”と言いたい」と笑った。

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2022年12月25日のニュース