ペア“はるすみ”決意の初V「いつか大きな舞台で」来季から3年間出場できずも練習継続

[ 2022年12月25日 16:58 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2022年12月25日    東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュア ペア>優勝の村上遥奈&森口澄士(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ペアのフリーが行われ、唯一の出場となったジュニアの“はるすみ”こと村上遥奈、森口澄士組(木下アカデミー)が107・86点を出し、合計162・07点で初出場優勝を果たした。

 シングルと二刀流を貫く2人だからできる3回転サルコー―3回転トーループ―2回転半というペアでは異例の連続技を成功。準備してきたリフトなどでも会場を沸かせた。

 村上は「大きな大会で優勝できて良い経験になった」と話し、森口も「いつか大きな舞台で金メダルを取れるようなカップルになっていきたいモチベーションができた。目標がはっきりした」と決意を込めた。

 20歳の森口が来季からシニアに上がってジュニアの村上とカテゴリーが分かれるため、試合は「3年間は出られない」(森口)という。来年2~3月の世界ジュニア選手権(カルガリー)が今季の集大成となる。「世界ジュニアまで少しでもレベルアップしていけるように」とした森口は「自分たちが努力して3年後、4年後に大きな大会に出て行けるように頑張っていきたい」と練習を継続していく意向を示した。

続きを表示

2022年12月25日のニュース