ユニクロがスウェーデン・モーグル代表とのオフィシャルサプライヤー契約を延長

[ 2022年11月4日 17:19 ]

ユニクロのウエアを着用したスウェーデンのモーグル代表チーム
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 ユニクロは4日、昨年11月にスウェーデンのスキー連盟との間で締結した、フリースタイルスキー・モーグル同国代表選手団および関係者にユニクロのウエアを提供するオフィシャルサプライヤー契約を、1年延長したと発表した。フィンランドで12月に開幕するW杯を皮切りに、世界各国で開催される大会で選手団が着用する競技ウエアやトレーニング、移動時などあらゆるシーンに対応するライフウエアを提供する。

 スキー競技の盛んな北欧のスウェーデンのモーグルチームは、今年2月の北京五輪で男子のバルダー・バルベリが見事金メダルを獲得。W杯でも年間総合3位に入るなど、ユニクロのウエアとともにめざましい活躍を見せた。バルベリは今回の契約延長を受けて「昨シーズンはユニクロのサポートにより、世界一の結果を残すことができました。ユニクロのデザインチームと一緒に改良を重ねた今シーズンのウエアをとても気に入っています。ユニクロのウエアと共に、昨シーズンを超えるベストなパフォーマンスをお見せできることを、楽しみにしています」とコメントした。

 ユニクロによれば、今シーズンのウエアは実際に着用した選手のフィードバックを取り入れ、シルエットやパーツ、素材などを改良し、さらに質の高い競技ウエアになっているという。膝の切り替え部分(ニーマーク)は、膝がよりアクティブに動けるよう、パターンと縫製仕様を改善し、パンツの裾はモーグル特有の摩擦を防ぐため、素材と縫製仕様を強化。ウエアの品質向上で、スウェーデンチームのますますの活躍が期待できそうだ。

 スウェーデンスキー連盟でスポーツディレクターを務めるロバート・ハンソン氏も「ユニクロとのパートナーシップを継続することができて非常にうれしく思います。2021年の契約締結以降、ユニクロライフウエアは選手たちの最高のパフォーマンスを引き出してくれています。選手たちの声を生かしてウエアの改良にも取り組み、選手のますますの活躍が期待できます。ユニクロと共に、世界中の方々にウインタースポーツの楽しさを伝え、その魅力を発信し続けていきたいと思います」とコメントした。

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2022年11月4日のニュース