5週連続企画「Wellputtマット」でパット上達 最終回

[ 2022年11月4日 05:00 ]

テストラウンドに臨んだ本紙社員
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 パター練習マット「Wellputt (ウェルパット)3m」を活用してスポニチ社員がパッティング向上を目指す連載の最終回。いよいよ待ちに待ったテストラウンドの日。約1か月に及ぶM社員のパター練習の成果はいかに――。

 テストラウンドの舞台は茨城県常陸大宮市にあるカバヤゴルフクラブ。前半は桜コース、後半は梅コースを回る。実はこのコース、M社員は8月にも一度ラウンドしている。その時は3パットが8回、4パットが2回と大苦戦。スコア113に対し、パット数が46と、とにかくパッティングでスコアを落としたのだ。今回はそのリベンジも兼ね、初の100切りを目指す。
 
 1番ホールは447ヤードのパー4。3打でグリーンに乗せると、この日最初のパットは若干左に切れそうなラインの約6メートルのパットだ。「Wellputt」のガイドラインをイメージしながら2、3回素振りを行いアドレス。少し緊張しながら打ち出すと、距離感は良かったが、思ったよりも切れずにボール2個分ほどカップ右に。OKパットはもちろんないので、返しをしっかり沈めて2パット発進となった。
 
 3番ホールはやや打ち下ろしの谷越え167ヤードのショートホール。6Iを振りぬくと、ピンから3メートル強にワンオン。M社員の実力からすると奇跡の一打が出た。ラインも平坦で、まさに練習でやってきたシチュエーション。ストロークの間隔を思い出しながら打ったバーディーチャンスは見事にカップイン。練習の成果が発揮され、一安心だ。
 
 前半残りのホールは、5番のロングで3パットが一度あったものの、それ以外はすべて2パットで凌ぎ、49のパット数は18。100切りも見えるスコアで前半を終える。
 
 後半の梅コースは前回4パットを2回出しているので気合を入れ直すが、出だしのロングホールのドライバーショットがいきなりOB。悪い流れのまま、このホール3パットの9打を叩いてしまう。
 
 切り替えて向かった2番ホールはパーオンに成功。4メートル程度の下りのパッティングは少し強くなってしまい、2メートルほどオーバー。嫌な記憶が頭をよぎりながらも、この距離は何百回と練習してきたと言い聞かせて打った返しのパッティングはなんとかカップインし、パーを取ることができた。
 
 パー4の5番ホールでは、3打目のアプローチがうまく決まり、ピンから1メートルにつける。かなり左に切れるラインだったが、タッチがうまく合い、ここでもパーを取ることができた。
 
 しかし、後半はドライバーの調子が悪く、53のパット数は前半と同じ18で終了。トータルスコアはストローク102のパット数36と100切りこそならなかったものの自己ベストを更新。パット数も前回から10減らすという好結果が出た。
 
 「パッティング以外のところで上手くいかなかったのが悔しい」と苦笑いのM社員。しかし、「数字の通り、パッティングは明らかに成長したと思う。一番よかったなと思う点は、3パットが減ったこと。もちろん一発で決められることに越したことはないが、長めのパッティングでも1打目を3メートル以内につけられれば、2打目をかなり自信をもって打つことができるようになった」と笑顔を見せた。
 
 タッチ、距離感、方向性が同時に身につく「Wellputt」マット。少ない時間でも継続して練習を続けられれば、必ずスコアアップにつながるはずだ。

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