リーグワン初代王者・埼玉、堀江の助言で若手に収穫 川崎「自信になる」 SRレッズと親善試合

[ 2022年11月4日 23:53 ]

グローバルラグビーフェスタ2022   埼玉30―55レッズ ( 2022年11月4日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

<埼玉・レッズ>敗れた埼玉(撮影・久冨木 修)
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 リーグワン初代王者の埼玉(旧パナソニック)がスーパーラグビー(SR)のレッズ(オーストラリア)との親善試合に臨み、30―55で敗れた。21年シーズンのSRオーストラリア王者の実力を見せつけられた一方、日本代表組が不在のチームで若手が奮闘。22歳のCTB長田智希、23歳のFB川崎清純はともに先発し、貴重な経験となった。

 オーストラリアを代表する強豪チームとの戦いを前に、フッカー堀江翔太(36)から「自分の長所を出して大きく失敗するくらいやれ」とアドバイスをもらっていたという2人。ともに強みとするボールキャリーで果敢に挑み、長田は「レベルアップできる良い試合だった」と振り返り、川崎は「どのくらい通用するかチャレンジした。1対1では通用したので自信になる」と手応えを口にした。

 新シーズンは12月17日開幕で、今月末まで欧州遠征に参加している日本代表組のコンディションによっては、試合出場の可能性もある。ロビー・ディーンズ監督は「長田と清純にとって良い経験になった」と収穫を強調。今後も練習試合を重ねていく中で、若手のアピール合戦は続く。長田は「ディフェンス、アタックでミスがあり、足りないところが見つかった」と反省し、川崎は「個人としての課題が明確に分かった。シーズンに向け、少ない時間だけどトレーニングしていきたい」とレベルアップを誓った。

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2022年11月4日のニュース