上田桃子　8バーディー65首位発進に「1年に1回の大会を通して、いろいろと吸収させてもらっている」

女子ゴルフツアー　TOTOジャパンクラシック第1日 （ 2022年11月3日    滋賀県　瀬田GC北C＝6616ヤード、パー72　 ）

18番、パーパットを沈め、ギャラリーの声援に答える上田桃子（撮影・椎名　航）
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　国内唯一の全米女子プロゴルフ協会（LPGA）公式戦で日本女子ツアーも兼ねるビッグトーナメントが開幕。07、11年大会覇者の上田桃子（36＝ZOZO）が5連続を含む8バーディー、1ボギーの65をマークし、鈴木愛（28＝セールスフォース）とともに7アンダーで首位発進した。申ジエに並ぶ歴代2位の大会3勝目と、4月の富士フイルム・スタジオアリス女子に続くツアー通算18勝目を目指す。前年覇者の古江彩佳（22＝富士通）は66で回り、首位と1打差の3位と好位置につけた。

　上田の試合後の一問一答は次の通り。

――5連続バーディーがあった。
　「ホールのレイアウトが最初に出たときから変わっているので、あまり覚えていなくて。覚えていると、計算しながら回るけど、行って決める感じだった。自分ではあまり5連続という感じではなかった」

　――この大会はコースが変わっても相性の良さを感じる？
　「そうですね。いい勉強や経験をさせてもらえる試合。1年に1回の大会を通して、いろいろと吸収させてもらっている」

　――優勝への思いは？
　「今年はメジャーに重きを置いてきた。（メジャー最終戦の）日本女子オープンが終わって、心にぽっかり穴があいた感じが抜けなくて。それじゃダメだなって、ほかの選手を見たり、本を読んだりして感じていた。ベストを尽くすことが今週の一日、一日の目標」