朝乃山3連勝「落ち着いて取れている」右四つ盤石の攻めで復帰後10連勝

[ 2022年9月16日 14:47 ]

大相撲秋場所6日目 ( 2022年9月16日    東京・両国国技館 )

<秋場所6日目>北天海(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・郡司 修)
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 元大関の幕下・朝乃山(28=高砂部屋)が北天海(23=尾上部屋)を寄り切って3連勝とした。

 立ち合いすぐに右下手をつかむと、左からおっつけて一気の寄り。二番相撲に続いて、得意の左上手を取らずとも速攻で勝負を決めた。「落ち着いて取れていると思います」と盤石の内容で先場所からの連勝を10に伸ばした。

 「国技館の方が拍手の音が大きく響いて聞こえます」。先場所よりも大きく番付を上げ、自身の取組の時間に見守る観客の数も増えた。今場所7戦全勝すれば来場所の関取復帰が確実となるが「先のことは考えず、目の前の一番一番に集中していきたい」とあまり意識はしない。「本土俵で相撲を取らせていただけることに感謝の気持ちを忘れず頑張りたい」と前を向いた。

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