【競泳インカレ】本多灯、200バタ大会タイ記録で3連覇達成「エースは僕しかいない」

[ 2022年8月29日 17:03 ]

<競泳日本学生選手権第2日>男子200メートルバタフライ決勝、優勝した本多灯は水面を叩いて喜ぶ(撮影・小海途 良幹)
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 競泳の日本学生選手権第2日は29日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートルバタフライ決勝は東京五輪銀メダリストの本多灯(日大3年)が1分54秒06の大会タイ記録をマークして3連覇を達成した。

 6月の世界選手権でも銅メダルを獲得した本多だが、大会中に新型コロナウイルス検査で陽性が確認され、約2週間も泳げない期間があった。本格的に練習を再開できたのは今月上旬。それでも、予選を全体1位で通過すると、決勝では最初の50メートルこそ後輩の寺門弦輝(日大2年)に先行を許したものの、100メートル折り返しまでに先頭に立ち、最後は2位以下に2秒近い大差をつけてゴール。寺門も3位に食い込み、本多は「53秒台を狙ってたんですけど、勝ったこと、(寺門)弦輝と一緒に表彰台に上がれたことに安心と喜びがあります」と笑顔を見せた。

 体調に関して不安を抱えて臨んだ大会だが、そんな心配も一掃。男子総合2連覇に向けてチームを勢いづけた本多は「エースは僕しかいないので」と言い放った。

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