【競泳インカレ】本多灯、予選1位通過 新型コロナ感染から復調「あとは決勝で爆発する」

[ 2022年8月29日 11:20 ]

本多灯
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 競泳の日本学生選手権第2日は29日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートルバタフライ予選では東京五輪銀メダリストの本多灯(20=日大)が1分55秒96をマークし、全体1位で通過した。

 6月の世界選手権でも銅メダルを獲得したがが、大会中に発熱症状があり、新型コロナウイルス検査で陽性が確認された。約2週間、泳げない期間があり、本格的に練習を再開できたのは今月上旬だったという。体調に関して「どのぐらい戻っているか未知数」という状況で臨んだレース。最終6組に登場した本多は最初の50メートルは5番手でターン。100メートルでは6番手まで下げたが、次の50メートルで一気に5人を抜いて先頭に立ち、そのままゴールした。

 「緊張してたんですけど、まずは完泳できて良かった。予選は通過するだけでいいや、とも思ってたんですけど、やっぱり1番通過したいというか、1番の人間と思って大会に臨んでいるので、予選は大事。決勝に駒を進められたので、あとは決勝で爆発するだけです」と午後の決勝に目を向けた。

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2022年8月29日のニュース