水戸龍と平戸海が新入幕 名古屋場所コロナ関連で途中休場の琴ノ若らは据え置き 秋場所番付発表

[ 2022年8月29日 07:48 ]

 日本相撲協会は29日、秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、水戸龍(28=錦戸部屋)と平戸海(22=境川部屋)の新入幕が決まった。

 水戸龍は日大出身の元学生横綱。10年春、照ノ富士と逸ノ城と一緒にモンゴルから来日し鳥取城北高へ相撲留学した。名古屋場所で優勝を争った盟友2人の活躍に刺激を受けたのか、新十両から4年半かけてついに壁を破った。

 平戸海は22歳4カ月で幕内最年少。名古屋場所は自己最高位の東十両8枚目で10勝5敗。十両上位を経験することなく一気にジャンプアップしての昇進となった。

 なお、名古屋場所で新型コロナウイルス関連(感染、濃厚接触等含む)で途中休場した力士の扱いについては、既に勝ち越しを決めていた翔猿と錦木は上昇。負け越しが決まっていた遠藤、大奄美、大翔鵬は降下。どちらも決まっていなかった力士(琴ノ若ら)と全休の高安は据え置き。なお、7敗から不戦敗によって負け越しが決まった玉鷲は据え置きで、剣翔と東白龍は1枚降下となった。

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2022年8月29日のニュース