ラグビー女子日本代表が今夏テストマッチを総括 マッケンジーHC、10月開幕W杯へ「大きな成果」

[ 2022年8月29日 19:27 ]

会見で総括するレスリー・マッケンジーHC
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 ラグビー女子で世界ランキング13位の日本代表(サクラフィフティーン)は29日、都内で会見し、レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)が今夏の国内テストマッチ4試合を総括した。7月に同11位の南アフリカ、8月に同6位のアイルランドと対戦し、ともに1勝1敗。今後は9月10日から国内合宿(長野)、同24日に敵地でニュージーランドとテストマッチを行い、10月開幕のW杯ニュージーランド大会を迎える。

 マッケンジーHCは夏の収穫に手応えを示した。27日には94年の初対戦以降、過去6戦全敗だったアイルランドから歴史的初白星。「大きな成果。毎週、リフレッシュして臨み、学びを得ることができた。低く、重みのあるコンタクトとスクラムができるようになった」と振り返った。

 9月10日からは長野県で合宿を行い、同15日にニュージーランドへ向けて出国。W杯代表選手の最終選考も行われる。マッケンジーHCは「まだまだ、これからも成長できると思っている。ジャパンらしく戦ってもらいたい」と期待を込めた。

 前回17年アイルランド大会は11位だった。今大会は初の8強入りを狙う。前回大会を知るプロップ南早紀主将(横河武蔵野)は「17年は思うように結果がついてこなかった。今はテストマッチの数も増え、強化が進んでいる。自分たちの努力に対する自信もある。その努力に結果もついてくると思う」と見据えた。

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2022年8月29日のニュース