楢崎智は総合2位「来年の世界選手権で優勝できるようなトレーニング積む」

[ 2022年6月25日 05:20 ]

スポーツクライミング W杯ボルダリング最終戦 ( 2022年6月23日    オーストリア・インスブルック )

ボルダリングの年間総合の表彰式で喜ぶ(左から)2位の楢崎智亜、優勝した緒方良行、3位の藤井快
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 逆転でのW杯総合優勝の可能性を残していた楢崎智は決勝に進めず、総合王者を逃した。3つ目の課題は最後のホールドを飛びつくような動きで狙ったが失敗。最難関の4つ目も完登できず「時間内でのムーブ(動き)の選び方、ポジションの選び方がうまくいっていなかった」と唇をかんだ。

 2月のジャパンカップで初優勝を飾ったが、その後は新型コロナウイルスの検査で陽性を示してW杯を欠場するなど、波に乗れなかった。「来年の世界選手権で優勝できるようなトレーニングを積んでいく」と気持ちを切り替えた。

 ▼藤井快 (今季の)初戦、2戦目と悪くないスタートが切れたが、失速気味になって体力的にも精神的にもかなり厳しいところがあった。

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2022年6月25日のニュース