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緒方 ボルダリング男子W杯総合連覇 楢崎智&藤井快と日本勢表彰台独占

[ 2022年6月25日 05:20 ]

ボルダリングの年間総合の表彰式で喜ぶ(左から)2位の楢崎智亜、優勝した緒方良行、3位の藤井快
Photo By 共同

 スポーツクライミングのW杯は23日、オーストリア・インスブルックでボルダリングの最終第6戦が行われ、6人による男子決勝で24歳の緒方良行(B―PUMP)が3位となり、2年連続2度目の年間総合優勝を果たした。緒方は5月に行われた第4戦の優勝を含め、全6戦で決勝に進出する安定感が光った。総合2位には楢崎智亜、同3位には藤井快(ともにTEAM au)が続き、日本勢が表彰台を独占した。この日の決勝で緒方は全4課題(コース)のうち2つを完登。昨年の世界選手権覇者の藤井は5位だった。

 エース格の楢崎智らの背中を追ってきたホープが開花の時を迎えた。24歳の緒方は持ち前の力強い登りに精神面での成熟が伴い、今シーズンの全6戦で6人による決勝へ進出。今季2勝目こそ逃したが「ここまで成績が安定するとは」と自身も驚く盤石の登りで総合2連覇をつかんだ。

 決勝は第2課題をクリアできず、3つ目の課題は序盤で何度か落下した。焦りが出そうな場面で、冷静に別の攻略法に切り替える。腕の力ではよじ登れなかったホールド(突起物)に飛び乗って足をかけ、残り1分余りで見事に完登。「悪くなっても引きずらず、最後まで頑張れる。昔の自分にはなかった」と成長を実感した。

 日本勢は選手層が厚く、パリ五輪へ向けた代表争いは激しい。これまで先頭を走ってきた楢崎智も「いいライバル」と刺激を受けた様子だ。パリ五輪で出場を目指す複合にはW杯未勝利のリードも含まれる。夢の大舞台へ向け緒方は「あとはリード。トレーニングを積み、来年、再来年には仕上げたい」と言葉に力を込めた。

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