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プロップ稲垣がオフロードパスを解禁 シンビン受けるも攻守で存在感 ラグビー日本代表

[ 2022年6月25日 21:08 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2022第2戦   日本43―7ウルグアイ ( 2022年6月25日    福岡・ミクニワールドスタジアム北九州 )

<リポビタンDチャレンジカップ 日本・ウルグアイ>前半、タックルで相手を止める稲垣(撮影・木村 揚輔)
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 世界ランキング10位の日本は同19位のウルグアイを43―7で下した。先発したプロップ稲垣啓太(32=埼玉)は、これまで封印してきたオフロードパスをついに解禁した。

 19年W杯前から練習を重ねながらも、稲垣が封印してきたオフロードパスの封を解いたのは後半4分ごろ。敵陣での連続攻撃でSO山沢からパスをもらうと、左脇でボールを抱えて突進。タックルを受けて倒れる間際、左手一本でCTB梶村にパスを通した。その後もロックのコーネルセンにつなぐオフロードパスを披露。いずれも味方のミスなどがありトライにはつながらなかったが、セットプレーやディフェンスで絶大な存在感を見せる1番が、新境地を開いた。

 タックルを受けて体勢を崩されながら出すオフロードパスは、勢いを止めずに攻撃を継続できるメリットがある一方、パスミスする確率も高く、相手にボールが渡れば一転ピンチを招くもろ刃の剣。19年W杯ではCTBラファエレやWTB福岡らバックスを中心に駆使し、史上初の8強入りへとつながるトライを生んだ日本代表の武器だったが、稲垣は当時から「本当に準備ができていないと試合では出さない」と信念を貫いてきた。

 所属の埼玉でもオフロードパスを使うことはなかったが、3週間の宮崎合宿でスキルを磨き、北九州の地でついに解禁。梶村につなげた1本目については「あの場面は少し(パスが)ずれても、外にボールを運んだ方がいいと思った」。2本目についても「準備できていたので、問題なく出せた」と振り返った。

 左プロップのリザーブ選手が試合直前に急きょ変更になった影響もあり、試合終了間際まで出場を続けた稲垣。後半にはハイタックルでシンビンを受け、「相手の選手にも申し訳ないし、チームにも迷惑をかけた。反省して修正したい」と話したが、新境地を開いた32歳。1週間後に控える世界ランキング2位のフランス戦でも、攻守でチームをけん引する。

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