大会金1号はスキー距離女子複合のヨーハウグ 石田27位 聖火最終走者のウイグル族選手は43位

[ 2022年2月5日 17:52 ]

北京冬季五輪 スキー距離女子複合 ( 2022年2月5日    張家口 )

今大会の金メダル第1号となったテレーセ・ヨーハウグ(AP)
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 2010年バンクーバー五輪女子リレー金メダリストのテレーセ・ヨーハウグ(33=ノルウェー)が今大会の金メダル第1号となった。前半クラシカル(7・5キロ)でトップに立ち、後半のフリー(7・5キロ)でリードを広げて2位に30秒差をつけた。ゴール地点の競技場に戻ってくると笑みを振りまき、何度も腕を突き上げながらフィニッシュ。12年ぶりの五輪金メダルを喜んだ。

 ヨーハウグは14年ソチ五輪では30キロで銀メダル、10キロでは銅メダルを獲得したが、16年にドーピング違反で18カ月の資格停止処分を受け、18年平昌五輪は出場できなかった。復帰後は19年世界選手権で3つ、21年世界選手権では4つの金メダルに輝き、20年には3度目のW杯総合女王にも返り咲いていた。

 2位にはナタリア・ネプリャエワ(ROC)、3位にはテレーザ・シュタドローバー(オーストリア)が入った。日本勢は石田正子が27位、土屋正恵が35位、小林千佳が50位、児玉美希が52位。4日の開会式で聖火最終走者を務めた新疆ウイグル自治区出身のジニゲル・イラムジャン(中国)は43位だった。

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2022年2月5日のニュース