小林陵侑 K点越えジャンプで予選4位 ノーマルヒル日本勢4人そろって決勝へ

[ 2022年2月5日 16:36 ]

北京五輪ノルディックスキー男子ジャンプ ノーマルヒル予選 ( 2022年2月5日    張家口 )

ノルディックスキー男子ジャンプの小林陵侑(AP)
Photo By AP

 北京五輪ノルディックスキー男子ジャンプは5日、ノーマルヒル予選が行われ、日本のエース・小林陵侑(25=土屋ホーム)は99メートルを飛んで全体4位で6日の決勝へと進んだ。

 18年平昌大会に続き2度目の五輪出場となる小林陵は、1回で行われるノーマルヒル予選に最後から2つ目となる52人目に登場。K点越え(95メートル)の99メートルで111・4点をマークした。

 大台100メートルには届かなかったがタイミングよく踏み切り、美しい飛型を作りテレマーク姿勢の着地も決めて得点を伸ばし、全体4位で本戦に進むことになった。

 日本勢では佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)がK点越え100メートルのビッグジャンプを見せ、103・6点で全体10位。小林陵の兄・小林潤志郎(30=雪印メグミルク)は93メートルの88・2点で全体26位。中村直幹(25=フライングラボラトリー)は88・5メートルの87点で全体29位と3人とも予選を通過した。

 ▽ジャンプノーマルヒル 北京大会ノーマルヒルのジャンプ台はHS106メートル、K点95メートル。得点は飛んだ距離による「飛距離点」、ジャンプの美しさや正確さ、着地姿勢などを採点された「飛型点」にウインドファクター(風補正点)やゲートファクター(スタート位置補正点)といった要素が加点または減点され合計点が出る。男子予選では53人が参加し、50位タイまでの選手が決勝へ進む。

続きを表示

2022年2月5日のニュース