アイルランドが開幕戦で前回王者ウェールズに快勝 代表デビューのWTBハンセンがMVP

[ 2022年2月6日 01:22 ]

ラグビー欧州6カ国対抗第1節   アイルランド 29―7ウェールズ ( 2022年2月5日    ダブリン )

 前年3位のアイルランドが本拠地で行われた開幕戦で前回王者ウェールズに快勝し、白星スタートを切った。通算対戦成績はウェールズの70勝56敗7分け。第2節はアイルランドが12日に敵地サンドニでフランスと、ウェールズは同日に本拠地カーディフでスコットランドと対戦する。

 アイルランドは前半3分、代表デビューのWTBマック・ハンセンからパスを受けたCTBバンディー・アキが左隅へ先制トライ。SOジョナサン・セクストンがコンバージョンを決めて7―0とリードした。セクストンは10分、14分とPGを失敗したが、21分のPG成功で10―0として前半を折り返した。

 ボール支配率約6割と優位に立ったアイルランドは後半4分、WTBアンドリュー・コンウェーの右隅へのトライがTMOで認められ、セクストンが右タッチ際から右足で難しいコンバージョンを蹴り込んで17―0。ウェールズのCTBジョシュ・アダムズがシンビンを受け、数的優位となった同11分にはコンウェーが自身2つめのトライを挙げ、セクストンが再び右タッチ際からコンバージョンを決めて24―0とリードを広げた。

 アイルランドは同19分にCTBギャリー・リングローズが右隅へ飛び込み、チーム4トライ目でボーナスポイントを獲得(29―0)。ウェールズは後半34分にフランカーのテイン・バシャムが1トライを返して零敗こそ免れたが、厳しい船出となった。プレーヤー・オブ・ザ・マッチには元U―20オーストラリア代表で、昨季まではスーパーラグビーのブランビーズでプレーしていた大型WTBのハンセンが選ばれた。

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2022年2月5日のニュース