樋口新葉「自分に集中」緊張を自覚…同年代・坂本から助言「1回目だしな、しゃあない」

[ 2022年2月5日 14:23 ]

<北京五輪・フィギュア練習>練習する樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 北京五輪フィギュアスケート女子の樋口新葉(明大)が、首都体育館に隣接するサブリンクで調整。フリー「ライオンキング」の音楽をかけて動きを確認し、ルッツ―トーループの連続3回転などを試運転。大技3回転半にも挑んだ。緊張している自分を自覚しており「楽しみな気持ちと半分半分。後は体の具合と調子がもう少し上がってくれればいい。自分に集中したい」と語った。

 前回も経験している坂本には「練習の後もあまり調子が上がらなくてどうしようかなと話した」と打ち明けたと言い、返ってきた言葉は「1回目だしな、しゃあない」だったという。樋口は「でも、仕方がないと思いたくないので」と笑っていた。

 それでも、4年越しにたどり着いた夢舞台。「いたるところに五輪マークが見える。五輪に来たんだなと。すごく楽しい」と語り、「いつもの試合と変わらないようなモチベーションで頑張っていきたい」と気持ちを切り替えていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月5日のニュース