体操女子26歳・寺本明日香 現役引退を発表 4月の全日本選手権が最後の舞台に「演技で恩返ししたい」

[ 2022年1月26日 16:50 ]

寺本明日香
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 2012年ロンドン、2016年リオ五輪などに出場した女子体操の寺本明日香(26)が4月の全日本体操個人総合選手権をもって現役引退することになったと所属のミキハウスが26日に発表。寺本は所属先を通じ「たくさんの思い出の残る大会を私の最後の試合にしようと決めました。これまで支えてくれたすべての方に感謝の気持ちとこれまでの体操人生のすべての想いを込めて、演技で恩返ししたいと思っています」とコメントした。

 ミキハウスは寺本について2022年4月の全日本体操個人総合選手権大会をもって、現役を引退することになったと報告。「2011年の世界選手権から日本代表として活躍してきた寺本は、アキレス腱断裂の怪我を乗り越えて、4月に競技人生の集大成の演技に臨みます。皆様、最後までご声援をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 さらに寺本のコメントとして「4月の全日本体操個人総合選手権大会をもって、現役を引退させていただくことを決意しました。この大会が緊張を味わえる現役最後の試合になります。全日本はどれだけ出場しても慣れなくて緊張して、出場のたびに嬉しさや悔しさ、色んな感情を味わい、自分の成長につながった大切な大会でした。そんな毎年のたくさんの思い出の残る大会を私の最後の試合にしようと決めました。現役選手として後悔のないところまでやり続けられるのは、最後までサポートしていただいたミキハウスをはじめ、練習拠点のレジックスポーツ、そして、これまで私に携わってくださった方々、ファンの皆さんのおかげです。そのすべての方に感謝の気持ちとこれまでの体操人生のすべての想いを込めて、演技で恩返ししたいと思っています。自分の体と心にある最後の力を絞りきって、精一杯の演技を最後までやり遂げます。応援をよろしくお願いいたします」と紹介。大会終了後に日を改めて引退会見を行う予定だと報告した。

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