阿炎 自己最速10勝、宇良を圧倒 イメージ通りの一番で1敗死守

[ 2021年11月25日 05:30 ]

大相撲九州場所11日目 ( 2021年11月24日    福岡国際センター )

阿炎(奥)が突き倒しで宇良を破る
Photo By 共同

 7場所ぶりに幕内に復帰した西前頭15枚目の阿炎が宇良を一方的に突き倒し、11日目に自己最速で2桁10勝に到達した。全勝の横綱・照ノ富士は小結・逸ノ城を寄り倒し単独トップは変わらず。大関・貴景勝は平幕の遠藤を押し出し、1敗を守った。

 2桁の節目にも阿炎は「番数を気にしなければもっと集中できる。今日の一番のことだけ考えるようにしている」と無関心だ。立ち合いは低い姿勢の難敵をもろ手で止め、回転のいい突きで一気に倒した。「よく見て、よく足を出して、手を出して」というイメージ通りの内容だった。

 昨年7月場所中に新型コロナウイルス対策のガイドライン違反が判明し、3場所出場停止処分を受けた。再出発にあたり土俵に臨む姿勢も改めた。「昔は感覚だけでやっていた」といい、対戦相手の映像を一切見なかった。今は相手の場所中の取組を全てチェックし対策を練る。突き押しが得意だが、場所前には「過去の自分を超えるため」と四つ相撲の研究にも取り組んだ。生まれ変わった元小結の躍進は当然だ。

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