ラグビー日本代表宮崎合宿 中村、世界一のセンターへ増量の秋だ テストマッチで“軽さ”痛感

[ 2021年10月2日 05:30 ]

オンライン取材に応じる中村亮土
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 世界一のセンターを目指して増量ボディーで秋の陣に臨む。ラグビー日本代表の宮崎合宿に参加中のCTB中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)がオンライン取材に応じ、「体重を増やして臨む。93、94キロくらいに」と明かした。

 19年W杯以来のテストマッチとなった今夏の2試合は91キロ前後で出場。ところが「国内用の体ではないが、テストマッチではきついと感じた」と“軽さ”を痛感。オフは心身のリフレッシュを図るとともにパンプアップに着手。海外勢に負けない強い体をつくった。

 以前から「世界一のセンターになる」と標榜(ひょうぼう)しており、「アタックは成長できる余地がある。ボールキャリー、判断、細かいスキル、ワークレートをレベルアップさせたい」と貪欲だった。

 ≪稲垣“伝える力”≫東京五輪期間中に日本テレビでキャスターを務めたプロップ稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)は「凄く勉強になった。より考えて話す機会をいただいた」と振り返った。リーダーの一角として言葉や態度の大切さを痛感するだけに、テストマッチでも生かす考え。CTBラファエレ・ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)は同じポジションに20代の若手が加わったことに「チームにとっては競争が高くなる。いいこと」と歓迎した。

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2021年10月2日のニュース