体操男子・亀山耕平 種目別あん馬5位でメダル逃す 

[ 2021年8月1日 19:20 ]

東京五輪第10日 体操男子種目別あん馬決勝 ( 2021年8月1日    有明体操競技場 )

亀山耕平
Photo By 代表撮影

 体操の男子種目別あん馬決勝で、亀山耕平(32=徳洲会)が14・600点で5位となり、メダルを逃した。

 あん馬の「第一人者」が、32歳で初めて臨んだ夢舞台・五輪だったが、惜しくも表彰台には届かなかった。

 2013年の世界選手権で、種目別王者として初めて見た世界の頂(いただき)。翌18年のW杯シリーズでも好成績を挙げ、その地位を不動にしたものの、その心は満たされないままだった。同学年で、同じ「こうへい」の名前を持つ内村が12年ロンドン、16年リオデジャネイロと個人総合で連覇する一方、亀山の五輪における実績は皆無。だから、東京に懸けていた。

 ◆亀山 耕平(かめやま・こうへい)1988年(昭63)12月28日生まれ、宮城県出身の32歳。4歳の時に地元のクラブで体操を始め、埼玉栄高を経て仙台大へ。13年世界選手権の男子あん馬で種目別の金メダル、14年に団体総合銀メダル。あん馬で全日本種目別選手権を2度制した。1メートル70、62キロ。

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