元TBS石井アナ「“錦織圭”は辞典に載ってもおかしくない」 高1で対戦して小6の“エア・ケイ”に敗戦

[ 2026年5月2日 05:30 ]

25年、錦織(右)と写真に納まる石井アナ(本人提供)
Photo By 提供写真

 今季限りでの引退を表明したテニスの錦織圭(36)に、各界から感謝と惜しむ声が相次いだ。錦織とのプレー経験もあり、何度も取材してきた元TBSの石井大裕アナウンサー(40)も「お疲れさまでした」とねぎらった。

 石井アナは「“錦織圭”という言葉が国語辞典に載ってもおかしくない」と功績を称えた。錦織は世界ランキングで最高4位を記録し、五輪でも銅メダルを獲得。「私含め皆が夢破れ、日本人には不可能と勝手に思っていた世界を見せてくれた。僕たちの時代にはなかった、世界で上り詰める姿を現実のものにした」と、日本テニス界の大きな道しるべになったことを熱弁した。

 高1の時、松岡修造氏主催の合宿で小6の錦織に負けた。「ショットのタッチが本当に滑らかでした」。その衝撃は今も鮮明に覚えている。

 コート外の素顔は「あどけない」という印象。強く実感したのは2014年全米オープンで決勝進出を決めた後のインタビューの時。「大舞台で当時1位のジョコビッチに勝つというとんでもないことを成し遂げたのに、ニコニコして“何しに来たんですか?”って感じだったんです」と笑って振り返った。

 引退表明に驚きもあったが、約4年前の取材で変化も感じていた。「後進を教えることに興味を示して、次のステップのことも考えているようでした。そこで新たな一面も見えました」と明かした。「彼は見てきた世界が違う。想像を超える後進へのアプローチをしそう。それを見るのも楽しみ」と引退後の活動にも期待を寄せた。

 錦織が18歳で初めてツアータイトルを獲得した08年、自身は就職活動中だった。「この凄さを伝えたい」とアナウンサーを目指す原動力にもなり、入社後は何度も熱戦を伝えてきた。「同じ時代にメディアの立場で関わることができて本当に幸せでした」としみじみ。テニス界への貢献を称えるとともに、「本当にありがとう」と感謝の思いをあふれさせた。

 ≪小学生時代から指導 恩師は「伝説」≫出身地の松江市では「数々の伝説をつくり、テニス界を盛り上げてくれた」とこれまでの功績を称える声が相次いだ。錦織を小学生時代から渡米前まで指導した細木秀樹さん(51)は、一時は世界ランキング4位まで駆け上がった歩みを「伝説」と表現。「圭の背中を追いかけて子供たちが世界に挑戦している」と感謝した。地元の山陰中央新報は号外1万部を発行。兵庫県から帰省中にJR松江駅前で受け取った会社員岡佑海さん(23)は「地元の有名人。横にいたら、お疲れさまでしたと声をかけたい」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

「錦織圭」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年5月2日のニュース