【柔道】GSタシケント優勝の阿部一二三「全員に勝ちきってアピールできた」国内ライバル総なめに充実感

[ 2026年3月2日 11:24 ]

柔道グランドスラム・タシケント大会で優勝し、成田空港に帰国した男子66キロ級の阿部一二三(撮影・前川 晋作)
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 柔道グランドスラム(GS)タシケント大会の男子66キロ級で優勝した阿部一二三(28=パーク24)が2日、成田空港に帰国した。

 昨年12月のGS東京大会に続いて今年の初戦で優勝。日本勢対決となった決勝では服部辰成(21=東海大3年)をわずか39秒で退けて圧倒的な強さを示した。得意の袖釣り込み腰から最後は払い腰で豪快な一本勝ち。「あんなにうまくいくことはそうないと思う」としながらも「(体に)染みついている技。数では分からないくらいやってきた技なので。たまたまとかではないと思う。自分らしい技が決まった」と胸を張った。

 同階級は昨年の世界選手権覇者で2月上旬のGSパリ大会を制した武岡毅(26=パーク24)が最大のライバルで、GS東京大会準優勝の顕徳海利(21=天理大3年)、今大会準優勝の服部辰成(21=東海大3年)といった若手が続く状況。阿部は昨年のGS東京で武岡と顕徳、そして今大会で服部を下し、直近2大会で国内ライバルを“総なめ”にした。「全員にしっかり勝ちきったことでしっかりアピールできたかなと思う。“66キロ級は阿部一二三しかいない”と日本だけではなく世界にもアピールできて良い大会になった」。五輪2連覇王者の強さを示し、自信と充実感を得た。

 昨年3位に終わった世界選手権での奪還、そして2028年ロサンゼルス五輪へつなげていくことを最大の目標に掲げる2026年。「良いスタートが切れたと思う」と手応えを口にし「まだまだ自分は強くなれると感じた。世界選手権に向けてもっともっと上げていくだけ」とさらなる進化を誓った。「今年は10月の世界選手権に照準を合わせて、ここからまた大会を組んで調整していきたい」。1カ月後に全日本選抜体重別選手権(4月4日開幕、福岡国際センター)が控えているが「何に出るかは発表を楽しみにしていてください」と明言を避けた。

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