【柔道】高藤直寿引退会見「こっちの方がニュースに…」阿部一二三のサプライズ登場に“嘆き節”

[ 2026年3月9日 19:33 ]

引退会見にサプライズで訪れた阿部一二三(右)に花束を贈呈され、笑顔を見せる高藤直寿(撮影・田中 和也)
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 柔道男子60キロ級東京五輪金メダルの高藤直寿(32=パーク24)が9日、東京都品川区のパーク24グループ本社で会見を行い、第一線を退くことを表明した。

 昨年の講道館杯で3回戦敗退に終わり、2028年ロサンゼルス五輪の出場が厳しくなったことで決断。「僕にとって柔道は自分の道。常に柔道が道をつくってくれてその上を歩いてきた。全てが青春でした」と競技生活を振り返った。

 2013年の世界選手権で当時20歳ながら初出場初優勝を果たし、以降10年以上に渡って男子最軽量級をけん引してきた。1つ上の階級には同じ所属の後輩で五輪2連覇王者の阿部一二三(28)がおり「仲良くしていて思い入れはある。ああいう選手が身近にいて刺激をもらうことも多かった」という。1日1階級ずつ行われる五輪や世界選手権以外の大会では同日に試合が行われ、自身が優勝しても話題をさらわれることが多かった。「自分が一二三よりも目立ちたいという思いは最初しかなかった。(一二三の妹の)詩が出てきた時は“もう無理だろ”と思った」と笑わせた。

 会見の終了間際に、その阿部一二三が花束を持ってサプライズ登場。「聞いてない聞いてない!」と驚く高藤に対し、阿部は「僕も引退会見すること聞いてなかったですけど」と笑い「これからも凄くお世話になると思う。高藤先輩…高藤コーチに頼って、五輪3連覇、4連覇と一緒にできたらいいなと思っています。本当にお疲れ様でした」と労いの言葉を贈った。最後に2人で記念撮影。高藤は「こっちの方がニュースになる…」とまたしても後輩に話題をさらわれることを嘆いていた。

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