五輪会場での酒類の販売、一転見送りへ 与党内からも慎重意見、“丸川発言”も炎上

[ 2021年6月22日 22:15 ]

国立競技場と五輪マーク
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、会場で観客への酒類の販売を一転して見送る方針を固めた。時間帯などに制限を設けるなどして提供する方向で検討していたが、新型コロナウイルス感染症対策の観点から難しいとの判断に転じた。世論の厳しい反応も考慮したとみられる。

 アルコール飲料会社「アサヒビール」とスポンサー契約を結んでいる組織委は22日「スポンサー等の意向で販売方針を決めることはない」との見解を公表していた。

 丸川珠代五輪相は同日の記者会見で、まん延防止等重点措置の都道府県では知事が酒類提供の在り方を示しているとして「地域の知事との連携調整も十分に配慮して、相談した上で決めていくことが必要だ」と指摘。「大会の性質上、ステークホルダー(利害関係者)の存在があるので組織委はそのことを念頭に検討される。大声を出さない、拍手だけで応援するという観戦スタイルがしっかり貫かれるような形でご検討いただきたい」と述べていた。この発言については「国民の安全よりスポンサーの利益を優先というわけですか」など、SNSで批判の声が上がっていた。

 与党からも慎重な対応を求める声が上がり、自民党の二階俊博幹事長は「こういう事態だ。アルコールの禁止は大事だ」とし、公明党の山口那津男代表も「慎重に検討していただきたい」と述べた。

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