日本陸連の尾県貢専務理事 「スポーツ界が一丸となってやるべき」

[ 2021年6月3日 17:56 ]

日本陸連の尾県貢専務理事
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 日本陸連の尾県貢専務理事が3日、理事会後にオンラインで取材に応じ、東京五輪・パラリンピック開催について「いまは安全な状況ではないのは確かだが(開催に向けて)どういった対策をとるかが大切。一喜一憂する所じゃなく、スポーツ界が一丸となってやるべき」と前向きな姿勢を示した。

 五輪・パラ開催に反対する世論についても言及した。「不安要素は誰しもが感じている。そういった世論が起きることも当然のこと」とした上で、「考えないといけないのは声の大きさだけで、そういう状況になっているとは思いたくない。都民への調査では肯定意見も大きくなっている。必ずしも世論がそちら(反対)にいっているとは思えない」と話した。

 2日に政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が衆院厚生労働委員会で、東京五輪・パラリンピックの開催に関して「今の状況でやるのは普通はない」と指摘していた。

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