JOC山下泰裕会長、選手のワクチン接種「9割5分がする方向」

[ 2021年6月3日 14:00 ]

JOCの山下泰裕会長
Photo By スポニチ

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が3日、都内で定例会見を行った。

 米製薬大手ファイザー社から、各国・地域の選手団に新型コロナウイルスワクチンが無償提供され、日本選手団も1人に接種がスタート。1日は代表選手ら約200人が接種したと発表していた。

 ワクチン接種は義務ではなく、五輪優先と取られる状況もあり、選手の中には接種をためらう選手もいる。「私が知り得ている情報では、選手たちは9割5分の選手が接種する方向で進んでいると聞いている。さまざまな考えから辞退する人、受けたくても受けられない人もいる。9割5分くらいという私が聞いた話」とし、「五輪に出場する選手がワクチン接種しても、優先接種の人たちに迷惑をかけるものでもない、医療機関に負担をかけるものでもない。自分を守るだけでなく、みんなを守る、そういうところが競技団体から伝えられている」と続けた。

続きを表示

2021年6月3日のニュース