五輪開幕50日で橋本会長が世界のアスリートへ呼びかけ「みなさんの健康は必ず守り抜く」

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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　東京五輪・パラリンピック組織委員会は五輪開幕50日前の3日、東京・有明アリーナで、大会の表彰式で使用する表彰台、楽曲、ボランティアが着用する衣装、メダルトレーを発表した。

　冒頭であいさつした組織委の橋本聖子会長（56）はソフトボールのオーストラリア代表が大会参加チーム第1号として1日に来日したことを紹介し、「アスリートのみなさんが海を渡って東京へ向かう足音が聞こえてくる気がする」と開幕間近であることを表現。日本国内では開催に懐疑的な声が多い状況ながら、「このような困難な時代だからこそ大会を開催し、分断された世界で絆の再生に貢献し、スポーツで社会を1つにすることが五輪の価値であると確信している」と意義を強調した。万全の新型コロナウイルス対策をアピールし、世界のアスリートに向けて「安心してお越し下さい。みなさんの健康は組織委員会が必ず守り抜きます」と呼びかけた。