サニブラウン 日本選手権2冠意欲、100&200ともに3位以内で初五輪切符

[ 2021年6月3日 05:30 ]

サニブラウン・ハキーム
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 陸上男子100メートルで9秒97の日本記録を持つサニブラウン・ハキーム(22=タンブルウィードTC)が2日、オンラインで合同取材に応じ、東京五輪代表選考会となる日本選手権(24日開幕・大阪市)へ「出るからには(100メートルと200メートルで)2冠して五輪に向けていいスタートが切れれば」と意気込んだ。

 5月31日に19年秋の世界選手権以来の大会に出て、追い風3・6メートルの参考記録で10秒25だった。日本選手権は出場する100メートルと200メートルで、ともに五輪参加標準記録を突破しており、3位以内に入れば初代表に決まる。

 桐生、小池らライバルは数試合をこなした一方、米国拠点の大器は1試合だけで五輪選考会に臨む。実戦不足に加え、帰国後2週間の自主隔離生活など調整を心配する声もあるが「練習でしっかりと走れていれば問題ない」と問題視しない。

 五輪の100メートル準決勝、決勝は8月1日。約2カ月後の大舞台へ「まだ22歳なので東京五輪を経て人として、選手として成長できれば一番」と語った。

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2021年6月3日のニュース