多田 10秒19で納得V「久々に楽しい感じがよみがえった」関西実業団選手権

[ 2021年5月17日 05:30 ]

決勝を制した多田(左端)はタイムを見て苦笑いを浮かべた
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 陸上の関西実業団選手権最終日が16日、大阪市・ヤンマースタジアム長居で行われ、男子100メートルは多田修平(24=住友電工)が10秒19(無風)で優勝した。

 五輪代表選考会の日本選手権(6月24日から)が行われる競技場で今季ベストを出し、「久々に楽しい感じがよみがえった。勝手に前に進むような感覚も出てきている」と納得の表情だ。

 9日の前戦からスタートの姿勢を改良。目線の位置を、真下から1足分前を見るようにしたことで、丸まっていた首が伸び「体重が乗るようになった」とスムーズな加速につながった。6月6日の布勢スプリントで五輪参加標準記録10秒05の突破を狙う。

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2021年5月17日のニュース