BMX・輪夢、復帰戦V「勝てて良かった」8カ月ぶり実戦で新技も披露

[ 2021年5月17日 05:30 ]

男女エリートで優勝を果たした中村輪夢と大池水杜(撮影・会津 智海)
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 自転車BMXフリースタイル・パークのマイナビ・ジャパンカップ最終日が16日に茨城県・境町アーバンスポーツパークで東京五輪前最後の国内公式戦が行われ、男子エリート決勝は五輪代表の中村輪夢(19=ウイングアーク1st)が88・00点で優勝。左かかと骨折による昨年9月の手術からの復帰戦で強烈な存在感を見せつけた。女子エリート決勝は、五輪代表の大池水杜(24=ビザビ)が66・67点で圧勝した。

 19年世界王者の中村が、力強さを増して戻ってきた。1本目の試技から次々に大技を決めて88・00点で首位に立った。優勝確定後の2本目は横2回転中に両手を離す新技「セブントゥウェンティ・ノーハンド」を初披露して、自らの優勝に花を添えた。人生初の大ケガを経て8カ月ぶりの実戦。「勝てて良かった。やっと戻ってこられた」と実感を込め「ケガをしてよかったと思えるくらい調子が良い」と語った。

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2021年5月17日のニュース