男子セブンズ代表が合宿公開 フルコンタクトで紅白戦を実施

[ 2021年5月10日 20:54 ]

<男子セブンズ第三次オリンピックスコッド府中合宿>練習試合で軽快な動きを見せる本村直樹(左から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 7人制ラグビーの男子日本代表は10日、東京都府中市で実施中の合宿を報道陣に公開し、紅白戦を実施した。紅白戦は東京五輪第3次候補選手を二手に分け、さらに今合宿に招集された10人の若手を中心としたメンバーで計3チームを構成。7分間の総当たり戦を朝昼夕と3セッション行った。

 東京五輪開幕が2カ月半後に迫る中、12人の代表争いも佳境を迎えている。第3次候補は18人にまで絞られているが、6月末ごろに予定される代表発表に向け、選手は公式戦さながらの激しいコンタクトプレーを見せ、生き残りをアピールした。

 全てのセッションを終えた後、取材に応じた本村直樹(ホンダ)は「やっとここまで来たという思い。(昨年は)ケガをしていたので、いい1年になった。チームとしては試合ごとに波があるので、一貫性を出してパフォーマンスを出さないといけない」と話した。ケガのために4月のドバイ遠征には不参加だった小沢大(トヨタ自動車)は、豊富な運動量を見せて復調をアピール。「ケガも治りパフォーマンスも上がっている。最大限のプレーを出してアピールしたい」と言葉に力を込めた。

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2021年5月10日のニュース