シオノギ製薬 10得点の快勝劇 初戦から大きくオーダー変更、4番昇格の戸村が3安打3打点でけん引

[ 2021年4月6日 05:30 ]

第54回日本女子ソフトボールリーグ第1節最終日   シオノギ製薬10ー1伊予銀行 ( 2021年4月5日    兵庫県尼崎市・ベイコム野球場 )

<シオノギ製薬・伊予銀行>6回を投げきり、今季初勝利を挙げたシオノギ製薬・千葉(日本ソフトボール協会提供)@ベイコム野球場
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 雨で順延した「第54回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)の第1節最終日が5日、兵庫県尼崎市のベイコム野球場であり、シオノギ製薬が伊予銀行に10―1で大勝した。4番・戸村美紅内野手(みく、26)が3安打3打点と活躍し、今季初勝利に導いた。

 シオノギ製薬は、ビックカメラ高崎に零敗した初戦のオーダーから、選手や打順が7カ所変わった。6番から4番に昇格した戸村は初回に先制二塁打。右腕黒木の投球を「外角に投げてくる。それを仕留めよう」と読み切った。3回には2点右前打も放った。大卒1年目に負った右膝脱臼の大ケガを乗り越え、今季は主将を務める26歳。メンタル、データを重視して取り組む姿勢が、好結果をもたらした。

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