河本結、海外メジャー自己最高28位「悔しく終わった」も「優勝するイメージできた」

[ 2021年4月6日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ANAインスピレーション最終日 ( 2021年4月4日    カリフォルニア州 ミッションヒルズCC=6865ヤード、パー72 )

最終ラウンド、ホールアウトした河本結(共同)
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 39位から出た河本結(22=リコー)は4バーディー、1ボギーの69で回り通算4アンダーの28位で終えた。海外メジャーでの自己最高成績。初日から首位のパティ・タバタナキット(21=タイ)が68で通算18アンダーに伸ばし、米ツアー初勝利をメジャーでの完全優勝で飾った。日本勢の笹生優花(19=ICTSI)は通算イーブンパーの50位、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は通算4オーバーの67位だった。

 最終日に69と伸ばし、海外メジャーでは自己最高の28位。それでも河本は「何とかして上の方にいきたくて頑張ったんですけど、ちょっと悔しく終わった」が本音だ。

 フェアウエーを外したのは1ホールとティーショットが安定。前半を3バーディー、ボギーなしで折り返したが、後半は1バーディー、1ボギーと伸ばせず。11番で4メートル、18番で5メートルのバーディーパットを外したことを悔やんだ。

 だが、収穫もあった。それは、2人1組で回った同組のダニエル・カン(米国)の戦い方。最終日の厳しいセッティングで65をマークした世界ランク5位の姿に「怒りを(スコアの)爆発に変えられる。感情を吐き出して、良いプレーをしていた」と感情コントロールの大切さを学んだ。

 初出場だった昨年は69位。今年メジャー初戦を終えて、米ツアー本格参戦1年目の昨年は「予選通過のためにどうやるか」だった考え方が変わった。「今年は優勝するイメージが少しできた」と前向きに会場を後にした。

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