照ノ富士支えた兄弟弟子、安治川親方と元幕下・駿馬の中板さんも祝福

大相撲春場所千秋楽 （ 2021年3月28日    両国国技館 ）

元安美錦の安治川親方
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　照ノ富士を兄弟弟子も支えた。部屋付きの安治川親方は序二段からの復活に「（当時）病気も重なって相撲を取れる状態ではなかった。想像もつかなかった」とする。当時、特別声を掛けた記憶がない。「たまに顔を合わせても何げない会話。普通に接した」。苦労を重ねたことで精神面の成長が把握できた。「前は負けが込むと集中力が途切れる感じ。今回は気持ちのブレが少なくなった」。稽古だけでなく、治療やトレーニングもそう。禁酒は継続中だという。

　間垣部屋からの移籍も共にした元付け人、元幕下・駿馬の中板秀二さんは角界を離れた後もリラックスして土俵に臨めるよう精神面のサポート役に徹する。「昔は感情が相撲に出た。（大関陥落で）学ぶことが多かったのでは」と指摘した。