全国高校選抜ラグビー 東福岡が決勝進出、花園の再戦制す SO楢本主将「“勝ち”を取りにいった」

[ 2021年3月29日 16:48 ]

ラグビー全国高校選抜大会第4日   東福岡(福岡)46―17東海大大阪仰星(大阪) ( 2021年3月29日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

 第1試合の準決勝は東福岡が46―17で東海大大阪仰星を下し、決勝進出を果たした。

 今年1月の全国高校ラグビー大会準々決勝で後半40分を過ぎても決着がつかず、大熱戦の末、後半48分にノーサイドとなったカードの再戦。この時は引き分けに終わり、抽選の結果、東福岡が準決勝に進出していた。

 この日も序盤は互角の戦いで、東福岡は12―14とビハインドで前半を折り返した。それでも後半に反撃。開始直後の同1分、WTB遠藤亮真(2年)がトライを決めて逆転すると、その後はSO楢本幹志朗主将(2年)、フランカーの大西一平(2年)らが強靱なフィジカルを武器にトライを奪って突き放した。

 楢本は「前半は厳しい戦いで相手からのプレッシャーもすごかった。自分たちのやりたいラグビーができなかったけどハーフタイムで話し合って、しっかり後半で修正できた」と振り返った。花園の再戦となった因縁の相手に勝利し「先輩たちが果たせなかった“勝ち”っていうのをみんなで取りにいった」と安ど。決勝は31日に行われ、3連覇中の桐蔭学園と激突する。「自分たちがやることをやって優勝を目指してしっかり調整したい」と意気込んだ。

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2021年3月29日のニュース