レイカーズがリバウンド王のドラモンドと契約 マジック戦は3点差で辛勝

[ 2021年3月29日 14:22 ]

キャバリアーズ退団後、レイカーズと契約したアンドレ・ドラモンド(AP)
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 NBA昨季王者のレイカーズは28日、キャバリアーズからバイアウト(早期解約)でFAとなっていたアンドレ・ドラモンド(27)と契約。208センチ、127キロの同選手はピストンズ時代を含め、3季連続計4回のリバウンド王に輝いているセンターで、レブロン・ジェームズ(36)とアンソニー・デービス(28)が脚の故障で離脱しているレイカーズにとっては貴重な戦力補強となりそうだ。

 ただしNBA9季でフリースローの成功率は通算46・7%。ファウルゲームになる可能性もある大詰めでの起用は難しいものがあり、フランク・ボーゲル監督(47)がジェームズとデービスが復帰したあと、どのようにドラモンドをローテーションに絡めてくるのかが注目されるところだ。

 28日には各地で4試合が行われ、西地区全体4位のレイカーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)で、トレードと故障で開幕時の主力6選手を欠いている東地区全体14位のマジックと対戦。第4Qの4分41秒に5点差のビハインドとなってしまったが、ここから反撃して96―93(前半44―40)で競り勝った。

 レイカーズは30勝17敗。ガードのデニス・シュルーダー(27)が24得点、フォワードのフォワードのカイル・クーズマ(25)が5本の3点シュートで21得点、昨季クリッパーズでシックスマン賞に輝いたモントレズ・ハレル(27)が18得点と11リバウンドを稼いで、4連敗のあとは白星を2つ並べた。ジェームズ離脱後は2勝3敗。レイカーズは31日に東地区全体3位のバックスと対戦することになっている。

 球宴出場のセンター、ニコラ・ブーチェビッチ(30)をブルズに放出し、チームの得点ランクで1位から6位までの選手がトレードもしくは故障で不在となったマジックは連敗で15勝21敗。4季目のガード、ドウェイン・ベーコン(25)が両軍最多の26得点をマークしたが、ブルズから移籍してきたオットー・ポーターJR(27)が同点を狙って放った残り1・4秒での3点シュートはリングにわずかに嫌われた。

 <28日の結果>
サンズ(31勝14敗)101―97(延長)*ホーネッツ(23勝22敗)
トレイルブレイザーズ(28勝18敗)122―117*ラプターズ(18勝28敗)
*ナゲッツ(28勝18敗)126―102ホークス(23勝23敗)
*レイカーズ(30勝17敗)96―93マジック(15勝31敗)
 *はホームチーム

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