【玉ノ井親方 視点】5連勝の妙義龍 うまさ&力強さで…V争いチャンスあり

[ 2021年3月18日 20:26 ]

大相撲春場所5日目   ○妙義龍(寄り切り)逸ノ城● ( 2021年3月18日    両国国技館 )

<大相撲春場所5日目>逸ノ城(右)を寄り切りで下す妙義龍(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 34歳のベテラン、妙義龍が初日から無傷の5連勝と好調だ。逸ノ城戦は低い姿勢で当たって土俵際まで押し込み主導権を握った。一度は押し返されたものの、うまくいなして体勢を入れ替え、最後はもろ差しになって寄り切った。終始攻め続ける妙義龍らしい相撲だった。

 以前は足首や膝、ふくらはぎのケガなどで自分の相撲を取り切れない時期もあったが、今場所は体調も良さそうだ。ベテランらしいうまさと力強さがうまくミックスされ、安定した相撲を取っている。

 所属する境川部屋は十両の佐田の海に加え、幕下12枚目の平戸海ら若手も順調に力をつけてきており、良い稽古ができているのではないか。

 最近の幕内は絶対的な存在だった横綱の不在が続き、誰が勝ってもおかしくない“戦国時代”となっている。混戦を抜け出すのは誰か。幕内の下位でも白星を重ねていけば、今は十分にチャンスがある。妙義龍も中盤戦を我慢して乗り切れれば、終盤戦は面白い存在になるっていくはずだ。(元大関・栃東)   

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年3月18日のニュース