【羽生結弦と世界選手権(5)16年】2年連続で銀メダル「まだまだだな」

[ 2021年3月18日 05:30 ]

2016年4月、世界選手権でフリーの演技を終え観客の声援に応える羽生結弦。合計295・17点で銀メダルだった(青木芳治通信員)
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 フィギュアスケートの世界選手権は24日、スウェーデン・ストックホルムで開幕する。新型コロナウイルスの影響で無観客に加え、選手や関係者の安全確保のため外部との接触を断つ「バブル」方式で開催。22年北京五輪の出場枠も懸かる大舞台を前に、羽生結弦(26=ANA)の過去の世界選手権を振り返る。

 【16年米国・ボストン】

 15―16年シーズン、羽生は快進撃を続けていた。

 15年NHK杯でSP106・33点、フリー216・07点、合計322・40点と全て世界最高得点をマーク。同年GPファイナルではSP110・95点、フリー219・48点、合計330・43点と再び全てを更新した。

 全日本選手権4連覇を達成して迎えた世界一決定戦。SP「バラード第1番」はレベル3だったステップ以外は完璧な出来で、110・56点と世界記録に肉薄するハイスコアで首位発進した。

 2位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)に12・04点差。圧倒的優位でフリーに臨んだが、「すごく不安があった」という演技後半の4回転サルコーで転倒するなどジャンプで精彩を欠き、フェルナンデスに逆転を許した。

 2年連続の銀メダル。「この舞台で金メダルを獲れないようじゃ、まだまだだな」。悔しさを隠せなかったが、フリーで大きなミスがあったこの大会の合計295・17点は、昨季までの自己ベストを超えていた。それは、確かな成長の証だった。

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