橋本聖子会長「4月にしっかりした方向性を」観客数上限、結論先送り“バッハ・プラン”に抵抗

[ 2021年3月12日 17:37 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が12日、都内で定例会見を行った。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東京五輪の観客数上限について、「決断はできるだけ遅くする必要がある。5月か6月に起きることも考慮し、ドアを開けておく必要がある」と発言。IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)、大会組織委員会、政府、東京都が参加した3日の5者協議では4月中の判断で合意していたが、結論先送りの可能性を示唆している。

 橋本会長はこの日も4月中に判断する姿勢を崩さず、「なるべく早く方向性を出すことで東京大会を準備している様々な方から、準備段階で早いうちに示して欲しいという声は寄せられている。4月にしっかりした方向性を出したい」と話した。

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2021年3月12日のニュース