JLPGAオフィシャルパートナーの明治安田生命が”日本の元気支える”

[ 2021年3月12日 05:30 ]

明治安田生命の根岸秋男社長と勝みなみ
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 国内女子ツアーの21年第2戦となる「明治安田生命レディース・ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」はきょう12日、高知・土佐CCで開幕する。大会の特別協賛の明治安田生命は、今年から日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)とパートナーシップ契約を結び、勝みなみ(22)とは2018年から所属契約を交わしている。同社はトーナメントなどの支援だけでなく、ゴルフを通じて全国の人々に心身の健康を育む機会を届けることを目指していく。

 明治安田生命は昨年から「明治安田生命レディース」の特別協賛となった。同社は特別協賛に至った理由を「健康増進の取り組みである『みんなの健活プロジェクト』の魅力化につなげるとともに、今年度以降は高知県をはじめ周辺地域の更なる活性化を図ることで『地元の元気プロジェクト』の推進につなげたい」と説明する。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により大会が中止。今年は安全面に配慮して無観客開催となる。初日はインターネットでの中継、2日目と最終日はテレビ東京系列などで放送予定。関係者は「画面越しにも大会の魅力が伝わるように努めていく」と意気込む。

 2月からはJLPGAのオフィシャルパートナーとなった。「ゴルフは生涯スポーツとして幅広い年代に愛されており、心身の健康増進に貢献できる」という考えが一致した形だ。今後は全国の営業ネットワークを活用し、ティーチングプロの派遣(年間135人を予定)などで参加者の技術向上、交流の機会、女子プロの新たな活躍の場を広げることに貢献していく。女子プロには、健康で安心して人生を送るためのライフプランセミナーを開催する予定だ。

 明治安田生命はゴルフだけでなくJリーグとタイトルパートナー契約を締結しており、Jリーグと協働し地域住民に健康づくりの機会を提供してきた。「SDGs(持続可能な開発目標)の一環で、人々の健康と地域社会の活性化に対する取り組みとしてスポーツの力を活用していく。日本の元気を支えていきたい」と抱負を語った。

 大会には勝みなみがホステスプロとして出場する。同社は「明るい笑顔が印象的でゴルフの魅力を体現するアスリート。明るい人柄や、ひたむきな姿勢に魅力を感じている。プレッシャーがあるかもしれないが伸び伸びとプレーして、勝選手らしい笑顔をたくさん見たい」と期待する。

 「コロナ禍という逆境の中で、大会を成立させるためにたくさんの人の思いが重なっている。我々は女子プロゴルフに関わる全ての人に感謝するとともに、この状況下だからこそ、いつも以上に輝く女子プロゴルファーたちのプレーが生まれるものと信じている。特別協賛として初めて迎える大会。中継をご覧になるファンのみなさまとともに忘れられない大会にしたい」と意欲を示している。


 ○…19年度からは社会人を対象とした「明治安田生命ゴルフトーナメント」を開催している。「ゴルフは高齢層まで楽しめる生涯スポーツ。地域のみなさまが体を動かし、交流を深める機会を提供して、当社のリレーションを強化することができる」と考えており、2019年度は、全国120カ所での支社大会、15カ所での地区大会を経て、上位プレーヤーが進出する全国決勝大会を実施。「みんなの健活プロジェクト」や「地元の元気プロジェクト」の魅力を増していく上でも欠かせない取り組みとなっている。

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