世界遺産・中尊寺に聖火 東日本大震災から10年、東北に希望の灯

[ 2021年3月12日 05:30 ]

東日本大震災10年に合わせて世界遺産・中尊寺に展示された東京五輪の聖火
Photo By 共同

 東日本大震災から10年に合わせて東京五輪の聖火が11日、岩手県平泉町の世界遺産・中尊寺に展示された。

 東京都内からランタンで運ばれた聖火に見守られる中、境内で震災犠牲者の法要が営まれた。地震発生時刻の午後2時46分には約50人の参列者が黙とうをささげた。

 昨年3月20日にギリシャから運ばれた聖火は新型コロナウイルスの感染拡大による五輪延期後は、石川や大阪など13道府県で巡回展示され、これまでに計5万人以上が観覧した。

 25日には福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」から聖火リレーがスタートする。

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2021年3月12日のニュース