NBA東地区の3強が後半戦で白星発進 ロケッツは19季ぶりの14連敗

[ 2021年3月12日 15:11 ]

ブルズ・ヤングのシュートをブロックする76ersのハワード(AP)
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 NBA東地区全体で首位に立っている76ersは敵地シカゴ(イリノイ州)でブルズを127―105(前半64―57)で下して25勝12敗。7日の球宴出場を前にして新型コロナウイルス感染防止規定(プロトコル)の対象となったジョエル・エンビード(26)とベン・シモンズ(24)の主力2人を欠きながらも、トバイアス・ハリス(28)が24得点、ベンチから出たドワイト・ハワード(35)が18得点と12リバウンドをマークしてチームは3連勝を飾った。

 76ersを0・5ゲーム差で追走しているネッツも地元ブルックリン(ニューヨーク州)でセルティクスを121―109(前半58―55)で退けて25勝13敗。ケビン・デュラント(32)は依然として欠場しているものの、カイリー・アービング(28)が40得点、ジェームズ・ハーデン(31)は22得点、10リバウンド、8アシストを稼いで76ers同様に3連勝となった。

 東地区全体3位で76ersに2ゲーム差のバックスは地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)でニックスに134―101(前半68―51)で快勝して23勝14敗。球宴で初のMVPに輝いたヤニス・アデトクンボ(26)が24得点、10リバウンド、10アシストで今季5回目のトリプルダブルを達成し、ここ8戦で7勝目を挙げた。

 西地区全体2位のサンズはトレイルブレイザーズに勝って5連勝。首位ジャズとのゲーム差を「2」に縮めてきた。ティンバーウルブスはペリカンズを下して連敗を9で阻止。しかしロケッツはキングスに敗れて19季ぶりの14連敗を喫した。

 <11日の結果>
*ホーネッツ(18勝18敗)105―102ピストンズ(10勝27敗)
*ネッツ(25勝13敗)121―109セルティクス(19勝18敗)
ホークス(17勝20敗)121―120*ラプターズ(17勝20敗)
*ヒート(19勝18敗)111―103マジック(13勝24敗)
76ers(25勝12敗)127―105*ブルズ(16勝19敗)
*バックス(23勝14敗)134―101ニックス(19勝19敗)
ティンバーウルブス(8勝29敗)135―105*ペリカンズ(15勝22敗)
サンズ(25勝11敗)127―121*トレイルブレイザーズ(21勝15敗)
*キングス(15勝22敗)125―105ロケッツ(11勝24敗)
*クリッパーズ(25勝14敗)130―104ウォリアーズ(19勝19敗)
*サンダー(16勝21敗)116―108マーベリクス(19勝17敗)
 *はホームチーム

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