肉離れをステーキで完治? 神戸製鋼・中島イシレリが先発復帰「肉離れは、肉を食べると治る感じがする」

[ 2021年3月12日 18:04 ]

先発に復帰した神戸製鋼のプロップ中島イシレリ(中央)
Photo By スポニチ

 ラグビー・トップリーグの神戸製鋼が12日、14日のリコー戦(駒沢)のメンバーを発表し、19年W杯日本代表の中島イシレリ(31)がプロップで先発に復帰した。初戦のNEC戦で左ふくらはぎを肉離れし、戦線離脱をしていた。この日、神戸市内で練習し、「100%になりました」と頼もしい言葉を発した。初戦は髪を赤く染めて戦ったが「色がすぐ落ちる。もうやらない」と、おなじみの金髪でピッチに立つ。

 故障後はトレーニングやケアの取り組みを変えた。「足りないところを見つめ直した」。食事も改善点の一つ。ただ、その方法が驚きで、「肉離れは、肉を食べると治る感じがする。毎夕食、ステーキを食べました。高かったけど」と、“ステーキ療法”で回復を早めたと説明した。

 今節は、「バックローの動きを目指したい」とパワフルなアタックを見せることを宣言。理由は、23年W杯出場を見据えるからで、「ジェイミー(ジョセフヘッドコーチ)は、スクラムだけではなく、フィールドプレーもできるバックローのようなプロップを求めている」と、攻守で当たり続けるプレーヤーを目指す。

 開幕3連勝に貢献した流通経大の後輩、No・8ナエアタ・ルイ(26)が前節、危険なプレーで4試合出場停止の処分を受けた。ポジションは違うが、「彼の分もいいプレーを見せたい」と誓った。

続きを表示

2021年3月12日のニュース